The Single Flagship TAMAKAZURA
Plan Room
THE FUTURES WATCH FOR HOPE, AND THEN HOPE IS WITH US.
One war broke out in 2366, the sun system. It is the result thing which is trivial for the history of the human race but for the people in the those days, it is an important event.

設定問答

M「では、これはあまりテラ=フォーミングとは関係ないのですが、どうして『軌道エレベータ』っていうものが現在の人類社会にはないんですか?」
S「それは、結構ぎりぎりの返答しかできないな(笑)。用語集にも書いておいたと思うが、技術的なハードルは21世紀末にはクリアーされていた。しかし、色々と偶然を思惑が重なってしまって現在に至るまで実際に建設はなされていない」
M「どういった理由からですか?」
S「まずは、軌道エレベータを作るだけの材料と施設が21〜22世紀の前半にかけて十分になかったことがスタートを大幅に遅らせるきっかけを与えた。それは22世紀中盤に発見された光子Uによる天体交通改革に繋がる。22世紀後半では大型の船舶にしか搭載できなかった光子U推進器だがいずれは、中・小の船舶にも搭載されると考えられた。それは実現したが予想よりは遅れてしまったと言える。当時としても光子Uレーザー推進のほうがコスト的にも有利であることは明白であった」
M「結局、光子Uの発見が軌道エレベータの建設を足踏みさせたわけですね」
S「また、人類が地球を離れ始めてからは、天体第一宇宙速度がいずれも小さくなったため、さらにその必要性を喚起しなかったといえる」
M「なるほど…。ガニメデとかなら天体の自然重力はかなり小さいですからね。脱出速度は極端に小さくなりますよね」
S「理解が早いと気持ちいいね〜」
M「ありがとうございます。ということは宇宙港の周囲は低重力地帯なわけですね」
S「そのとおり」

M「軌道エレベータの必要性で思い出したんですが、この世界には反重力装置は無いんですね」
S「そのとおり。プロローグ篇をやった人なら知っていると思うが胡蝶は地球を脱出する術を持っていなかった。これはTAMAKAZURAでも木星戦艦でも同じこと。地上に落ちた巨大な船舶は残念ながら自力では引力圏を脱出できない」
M「SFなら常識のように反重量装置が搭載されているんですがね。戦艦ヤ○ト、ナデ○コも」
S「理由がわからない…どうやって重力に抗しているのか?…あぁ、ついでだから言っておこう。世の中のSFファンの中にはヤ○トを信奉してやまない方々が多くいると思うが、それはかまわない。私もヤ○トは好きだ。しかし、ヤ○トのSF設定を信奉するのはやめてほしい。あの作品のSF設定は…いや、そもそも設定はない。以前あるイベントでタマカヅラの総重量をみて『ずいぶん軽い船ですね。カラカラですか?ヤ○トは総重量(以下オタク)…』などと言った客がいたが、そりゃヤ○トがでたらめに重すぎるだけじゃ!!戦艦TAMAKAZURAの重量は物質密度計算と近似的体積計算の結果に出した数値。ハードSFをなめるな!!」
M「なんかキレかけですね…。熱演ありがとうございました」

S「まぁ、歴史的には将来、反重力装置が発明されるんだが。理論はだいたい確立したし…」

M「理論なくして技術なし、ですか?」
S「SFの神髄でしょう」

M「では、次の質問にいってみましょうか」



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