The Single Flagship
TAMAKAZURA Plan Room THE FUTURES WATCH FOR HOPE, AND THEN HOPE IS WITH US. One war broke out in 2366, the sun system. It is the result thing which is trivial for the history of the human race but for the people in the those days, it is an important event. |
役員集結史 |
S「次に声をかけたのが脚本家だね」 M「通称『おにぃ』ですね」 S「話した切欠は機動戦艦ナデシコの映画を一緒に見に行ったときだったかな。京都の映画館の前で並んでいるときに、いろいろと」 M「当時ともなると全く今とお話が違ったんでしょうね」 S「そう。当時は人類のいなくなった地球を奪還するみたいな感じだったからね」 M「結局それはネタがなくて没になったわけですね」 S「その後、彼とはしばしばタマカヅラの形作りの切欠を話していた気がする」 ![]() M「脚本家さんも同じ高校だったんですか?」 S「いや、彼は違う高校だった。間に2人ほど挟んでの知り合いなんだ。もっとも僕に近い方の知人が同じ部活だったから出会えた訳なんだけれど。そういう意味では高校…部活つながりといえる」 M「まったくそれも運がいい話ですね。それだけ離れていたのに知り合えて、しかも後日まで交友が続いていたというのも。ちなみにこの写真はプログラマと脚本家ですね。時期は1998年夏ですか」 S「で、次に作画監督さんだ」 M「しかし、次と言っても脚本家と作画監督さんはどちらが先かってのはほとんど判断できないんですよね?」 S「そう、接触した時期で言うと微妙だね。ただ。作監さんとの接触は実は違う企画からなんだ」 M「えぇっ?タマカヅラの前に何か企画があったんですか?!」 S「いや、ちょっと違うんだな。実は私が別の企画に誘われていたんだ。結局その企画は流れちゃったみたいだけれどね…」 M「で、作監さんの件は?」 S「でね、その企画の時に彼女にはすでにタマカヅラの話をしていたんだ。そして結局は流れてしまったその企画が終われば是非とも私の、つまりタマカヅラの企画に参加してほしいと言っていたわけなのさ」 M「作監さんとはその時に?」 S「いや、彼女は高校時代の2つ上の先輩だったんだ。その企画を立てた人も同じ高校の1つ上の先輩だったんでけれどね」 M「じゃぁ、また部活つながりですか」 S「う〜ん、正確にはうちの部ではなかったんだけれど、それは書類上の話だし…(笑)。とにかく、その後もいろいろ接触する機会があって、ある時サンプルに書いてもらったセレンさんの画があって『あぁ、この人しかいない』って思ったわけ(笑)」 M「セレンさんファンですしね、総指揮は。ところで、開発室の方で拝見する限り、作監さんは総指揮以上の役職をお持ちのようですが? 」 S「そう。実はいまや作監さんは作画監督という役職に収まり切らなくなっている。むしろ役名を変えるべきかも?特に『構成』に関してはものすごい能力だね。面白いし。最近は作画よりも他の役職に割く時間の方が多いぐらいかも。初めに彼女に構成能力があると知っていたら構成監督なる役職を与えて、今頃は『構監』とか呼ばれていたのかも?……いや、それは呼びにくいな…。本編では彼女の書いた脚本も何話分か使われるので当ててみてください。とりあえず作監を含め各人のその後は、また後で。さて次は経理担当と法律顧問だ」 M「今は休養されている経理担当ですが彼の誘われた経緯は?」 S「また、これもいまいちハッキリしないんだな…。時期的にも脚本と作監とかぶっているみたいだね」 M「経理担当は松ケンさんと中学時代からのお知り合いだそうですが」 S「そうみたいだね。で、高校時代にまたまた部活で私と出会ったわけ。彼がこの企画に関わることになった切欠は、どうやら松ケンが彼に、私がゲームを作る企画を打ち立てているという話をしたらしく、それで興味を持ってくれたらしい。で、後日私が改めて『経理担当』のお願いをしたいうわけ」 M「実はこのことが後々に大きな影響をもたらすことになったと聞いたんですが?」 S「そのとおり。その話は、また後で」 M「で、法律顧問は?」 S「どうやら彼も松ケンから企画の話を聞いて興味を持ってくれたらしい。時期的にも経理と同じとおもうが上述の通り正確な時期はわからない」 M「ここまでが、だいたい1998年の夏までの話ですね。さて、これで制作陣は『プログラマ』『脚本』『作画』と集まったわけですが……あれっ!? 『音楽』担当者がいませんよ!」 S「実は、その音楽担当者がネックだったわけだ」 M「では、音楽担当の方はどうしたんですか?高校の部活つながりでうまく処理できたんじゃないんですか!?」 S「残念ながら、この企画に必要な作曲能力をもった人物が周りにいなかったんだよ…」 M「じゃぁ、どうなったんですか?」 S「ここで予定外の結果をもたらしてくれたのが経理担当だったんだ」 M「彼がですか?」 S「経理担当は私と同級生だったんだが、彼は現役で大学に入学していてね。そして彼が大学で作曲ができる人間と友達になっていてくれたんだよ」 M「それで経理担当がその友達にタマカヅラの話を持ちかけてくれたんですね」 S「そう。12月頃に私が、音楽を作れるという彼に資料を送ったわけだ」 M「そういえば1999年の年賀状はタマカヅラの企画予告でしたが、そのスタッフ欄にはまだ『音楽担当』の名前が記述されてませんね」 S「本当にギリギリまで未定だったんだよ。しかも、音楽作れる人間が見つかったからといってその人の作曲能力は未知数だし。しかも生粋の名古屋人だったからな」 M「はい??」 M「はじめて音楽担当者の曲を聴いたのは?」 S「高校の後輩たちの卒業式の時に私も顔を出したんだが、その時、経理担当が収録したテープを持ってきてくれたんだ。家に帰って聴くまではドキドキしたな」 M「結果は…?」 S「ハッキリ言って脳天をハンマーで殴られた感触だったね。だいたいにおいて『所詮素人の作った音楽だから…』とか思って、その身構えで聴いたから。笑いが止まらなかったね。『こいつはイケる。こいつはイケる』って連呼していたよ」 M「当時はどんな曲がサンプルで送られてきたんですか?」 S「『メインテーマ』っていう重厚な曲と戦闘曲『バトル1』。『乱舞』と『夜』かな」 M『バトル1』って何ですか?確かプロローグ編で使われた戦闘曲は『バトル0』だったと記憶していますが…」 S「そのとおり、バトル0はバトル1よりも後で作られた通常戦闘曲なんだ。バトル1はスゴすぎて通常の戦闘では使えなかった。明らかにオーバースペックだったんだ」 M「ちなみにそのバトル1は本編では使われるんですか?」 S「もちろん!!彼の採用を決定した曲だからね。ちなみに余談なんだが、全く偶然に私と脚本家と経理担当と音楽家は同じ大学の同じ学部でしかも同じコースであったという事実が後日発覚する」 M「さて、初期メンバーの最後を飾るのは3DCG担当のMooMinですね」 S「彼が加わる切欠は私が送った年賀状だった」 M「例の1999年の年賀状ですか?」 S「その年賀状を見た彼が『うお、僕も何か参加して手伝いたい』と思ったらしい」 M「で、当時、彼にはどんな役職を?」 S「『総合助手』だ」 M「それってどんな担当なんですか?」 S「雑用だ」 M「……」 S「が、第一回総会後すぐに彼は3DCG製作担当になる」 M「彼だけは異質のクリエーターと聞きますが」 S「まぁ、ある意味においてだがね。他のクリエータ達はこのタマカヅラの企画に参加する前からその分野で黙々と活動を続けていたんだ。だからこそ誘われた訳なんだが。しかし、MooMinは別に3DCGの専門ではなかった。ハッキリ言って大変に不安だったね。しかし、数ヶ月後その不安は払拭される。TAMAKAZURAのCGがあがってきたんだ。それは私が思い描いた以上の出来だった。ほんの数ヶ月で彼は3DCGの製作ソフトの基本をマスターしていた。そのときに彼に任せられると確信したね。このタマカヅラのを作っていく上で他クリエータも今までにしたことのない部分の勉強をしながらやっているとは思うけど彼はすべて一からやってあの成果を上げているからね。おまけに納期は誰よりも早いときている」 M「なるほど。それは知りませんでした。さて、これで初期メンバーの紹介は終わります。今年に入って、またACCのメンバーは増えています。彼らの解説はまた次回にでも」 S「ふう。それにしてもみんないまいち自分たちがこの企画に加わった時期を覚えていないらしいね。私もだが」 M「スタートの宣言をする前からの地均しが大変に長かったからだと思いますが」 S「そうかもしれないな」 M「さて、次は……何でしょう??」 S「未定だ」 M「…らしいです。こうご期待?!」 S「疲れた…」 M「……」 ![]() |
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