The Single Flagship TAMAKAZURA
Plan Room
THE FUTURES WATCH FOR HOPE, AND THEN HOPE IS WITH US.
One war broke out in 2366, the sun system. It is the result thing which is trivial for the history of the human race but for the people in the those days, it is an important event.

企画時資料

 さてここで、これから一緒に企画時資料の紹介にお供してくれるゲストを紹介しましょう。
 岡部雅人君です〜。

 (SE: ヒューヒュー、ドンドンドン)
 
雅人(以下、M)「どーも」
総指揮(以下、S)「いやいや、付き合わせて悪いね。本編に向けて撮影も忙しいだろうに…」
M「まぁ、籐矢や艦長よりはマシですよ。そろそろ、第七話の撮影も終わる頃ですし」
 
S「さて、早速、企画資料の紹介に移ろうか?」
M「その前にちょっと質問。(挙手)」
S「どしたの?」
M「どうして、僕なんですか?」
S「・・・・・・。君が、いちばん扱いやすい。」
M「は?」

S「さて、これをみてくれ。(イソイソ)
M「ちょっとちょっと(汗)」
S「これは、第一回 ACC「木星、独立。(仮)」製作委員会総会 総会用資料 A号だ。」
M「逃げるなら、それでもいいですが…」
S「見よ、この分厚さを」
M「なんですか!? これは?」
S「ちなみに、横に置いてあるのが『imidas』だ」
M「異常な分厚さですが…」
S「さすがにこれは冗談だが。本物はA3大サイズの紙に約40ページ分の資料が込められている」
M「ずいぶんとボリュームのある資料ですね。」
S「こいつは、同時に企画書もかねているわけだが、当時、音楽担当者はこれを見て私のことを『設定魔』だと思ったらしい」
M「事実ですね」
S「褒め言葉だよな、それは!?」
M「…YES」

S「内容は頭から、ゲームの舞台に至るまでの400年間の年表、火星・木星の様子、ウラヌサリア帝國、テラフォーミングについて、地球について、科学について、アーティフィカルロードについて、AIについてだ。資料の約半分がゲームの世界そのものについて細かく記述されている。ゲームそのものの設定は後半のほんの一部にしか記述されていない」
M「フムフム。…科学についての章が異常に文章量が多いんですが」
S「主にタイムジェネレーション理論についての記述だ。このタイムジェネレーションを理解できなければタマカヅラの世界を厳密に表現することはできないと共に、理解することすらできない」
M「まぁ、僕にとっては大変おもしろいと感じる分野だから結構早い時期に理解しちゃったけれど、かなり、濃いSF設定ですね、総指揮」
S「基本的にTGTは20世紀の最先端の物理学をある程度知っていないと理解できないようにはなっている。相対論や量子力学程度の知識では理解できない。少なくとも、超ひも理論や場の量子論などは一通り知識だけでも頭にインプットしておく必要がある」
M「ちょっとちょっと。皆がみんな理系畑だとは限りませんし、理系でも大学で博士課程にでも入らないと…。」

S「いや、べつにそこまで専門的な知識は必要ない。常識の範囲でかまわないよ。」
M「超ひも理論に常識もなにもないと思いますが…」
S「もちろん、物理が全くダメって人も、『ムムっ、これは…!!』という感じで楽しめるような設定にはなっている。ただ、それらの現代物理学を多少知っていると『ムフフフ…これは、おいしい』てな感じでよりいっそう楽しめるような内容だというわけだよ」
M「つまり、TGTというのは現代物理学の延長上にあって、しかも現代物理のおいしいとこ取りをしているというわけですね」
S「まぁ、そう。で、それらの理論を繋ぐためにオリジナルの理論が織り込まれているのだよ」

M「あぁ…、ちょっと話の腰を折って申し訳ないのですが、やっぱりTGTの話で盛り上がってしまいましたね…」
S「…」
M「まぁ、タマカヅラの設定の50%近くがTGTの設定そのものですから仕方ないですね…」


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